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アーバンネット仙台中央ビル・YUI NOS
交流と共創でまちの賑わいを生み出し、
地域と共に成長する都市づくり
交流と共創でまちの賑わいを生み出し、
地域と共に成長する都市づくり
アーバンネット仙台中央ビル・YUI NOS
賑わいと
憩いの場を創る
働きやすい
オフィス環境

NTTアーバンソリューションズグループは、まちに、社会に、さまざまな価値を提供することにより、地域社会の課題解決に取り組んでいます。本シリーズでは、その取り組みを具体的にご紹介。今回取り上げるのは、宮城県仙台市の街づくりです。仙台市が進める「せんだい都心再構築プロジェクト」のもと、官民が連携して回遊性を生むさまざまな賑わいを創出しています。アーバンネット仙台中央ビル‧YUI NOS(ゆいのす)に関係する5名にお話を伺いました。

プロジェクト概要

NTTアーバンソリューションズグループは、「せんだい都心再構築プロジェクト」の第一号物件として、アーバンネット仙台中央ビルを開発しました。この取り組みは仙台市が掲げる都心の喫緊の課題である老朽建築物の建て替え促進と、企業誘致の受け皿となる高機能オフィスの整備を実現したものです。

ビルの上層部には高機能オフィス、低層部には交流と賑わいを生み出す「YUI NOS」を設けました。YUI NOSは多様な交流空間を整備し、産官学の連携によるスタートアップ支援や多様なコミュニティの創出などによる仙台市・ 宮城県のさらなる活性化と地域課題の解決をめざしています。さらに、隣接する仙台朝市と連動するなどして、エリア全体の回遊性向上にも貢献しています。

【アーバンネット仙台中央ビル 建物情報】

「スマートシティ国際規格ISO37106カイトマーク」

JR仙台駅より徒歩9分。地下鉄仙台駅からは徒歩5分の好立地な
場所にあるアーバンネット仙台中央ビル。

1Fから4Fまでが交流と賑わいを生み出す「YUI NOS」。
5Fから19Fまでは高機能オフィスとして多様性のあるビルに。

1Fから4Fまでが交流と賑わいを生み出す「YUI NOS」。
5Fから19Fまでは高機能オフィスとして多様性のあるビルに。

お話を伺った方

お話を伺った方

仙台市都市整備局市街地整備部

都心まちづくり課
課長 小野寺 寿治 さん

お話を伺った方

仙台市都市整備局市街地整備整備部

都心まちづくり課
都心整備係長 佐上 瑶子 さん

お話を伺った方

仙台朝市商店街振興組合

理事長
佐藤 誠 さん

お話を伺った方

NTT東日本株式会社 

宮城事業部
ビジネスイノベーション部
まちづくり推進担当
佐藤 裕子 さん

お話を伺った方

NTT都市開発株式会社

東北支店 開発担当
星加 健杜 さん

※肩書き‧所属‧業務内容などはすべて取材当時のものです。

01 ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

仙台市が「せんだい都心再構築プロジェクト」を始めた経緯と展望について教えてください。

小野寺:「せんだい都心再構築プロジェクト」の始動に大きな影響を与えたのが、東日本大震災です。震災復興に注力する中、都心部の開発が停滞していました。そこで、都心の喫緊の課題となっていた老朽建築物の建て替え促進を図るとともに企業誘致の受け皿となる高機能オフィスを整備して、ビルの低層部に店舗などの賑わいに貢献する機能を誘導することで都心全体の回遊性向上をめざすプロジェクトとしてスタートしました。
震災時は人口流出ではなく、むしろ逆の現象が起きていました。仙台市の震災前の人口推計では現状より早く人口減少すると予測されていましたが、他の被災都市からの流入などで定住された方もいたことから、人口減少する時期が後ろ倒しになりました。
ただ、仙台市には大学などが多くあり、東北全体の若者の受け皿としての役割を果たしてきましたが、近年は関東、東京へ進出する学生が多くなっています。人口減少のタイミングが遅くなったとはいえ、ほぼ横ばいに近い状態のため、魅力ある街づくりを進めていく必要があると考えています。
2019年のプロジェクト開始以降、この建物も含めて8件の事業を指定し、そのうち4件が竣工、約1万5000坪の高機能オフィスが生み出されるなど、都心のビジネス環境をより魅力的で活力あるものへと高めてきました。今後も、世界から選ばれるまちへとアップグレードするため、多様な主体と連携してせんだい都心再構築プロジェクトを着実に進めているところです。

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

アーバンネット仙台中央ビルの開発において、都市再生特別地区の指定を行い実現した街づくりについてお聞かせください。

佐上:都市再生特別地区では、仙台市への都市貢献を条件に都市計画法に基づき定める地区で容積率や高さを緩和することにより、床面積を増やすことができます。今回の開発では、上層部のボリュームを大きくすることで、下層部の賑わい空間を実現しています。賑わい空間は収益性が難しいため、上層部に容積率を乗せることで、低層部の賑わいを作りつつ、上層部にオフィス床を確保するという仕組みです。
具体的には、賑わい空間や仙台市内にある3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu(ナノテラス)との連携、仙台朝市との連動などを都市貢献として認めることで、上層部にボリュームを載せることを可能にしました。
このアーバンネット仙台中央ビルは、業務施設を主体とした都市機能が集積する東二番町通りに面しており、仙台銀座や仙台朝市と近接した場所に位置しています。このプロジェクトにより、高機能オフィスのほか、まちの賑わい創出に寄与するオープンスペースが整備されました。さらに、NanoTerasuに関連した企業も入居しています。
今後、産学官連携を強めることで、さらなる交流人口の拡大や新たな賑わいの創出など、街づくりに良い影響を与えることを期待しています。

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

仙台市の思いをどのように組み立てましたか。そして、YUI NOSという名前に込めた思い、理由を教えてください。

星加: 仙台市が抱える課題や上位計画を分析し、若年層の流出や都心部の回遊性強化の必要性などに着目しました。さらには、次世代放射光施設NanoTerasuの運用開始も予定されている中で、まちが大きく発展する機会であると捉え、本計画がその一端を担うべく、未来の仙台に必要な機能を意識し開発に臨みました。
そこで、「未来の仙台をつくる」をコンセプトに、「次世代放射光施設NanoTerasuの産業利用促進」「スタートアップ拠点の創出」「まちの賑わい創出と回遊促進」の3つを軸とした共創・イノベーション拠点をめざしました。建物のハードの部分だけでなく、コンセプトを実現するための仕組みづくりなどソフトの部分まで注力しました。
また、「YUI NOS」という名前は、プロジェクトメンバーが生み出した造語です。
人や知恵や賑わいを集める「結びの巣」から「ゆいのす」と名付けました。
多様な人や思いが集まりイノベーションが創出される場をめざす、という思いを込めています。ロゴマークの、糸を結ぶような「ゆ」の筆跡は、ナノテラスの放射光が飛んでいる様子も表現しています。

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

実際に建設していく中で、どのようなことにこだわりましたか。

星加: ハード、ソフト両面にこだわりました。ハード面では、入居テナントや利用者の快適な働く環境を生み出すためのコワーキングスペースやワーカーズラウンジ、用途に応じて使いこなせるミーティングルームやカンファレンスなどを整備しました。そのうえで、目的や規模に合わせてイベントが実施できるような計画にすることで、ビルの賑わいや活気を生み出しています。また、ビル前の道路の舗装や仙台朝市前の道路の塗装、シェアサイクルポートの設置、滞留空間の整備など、エリアの回遊性や賑わいを創出するための整備を行いました。
ソフト面では、行政の方々や東北大学さん、NTT東日本さんなど、さまざまなステークホルダーと連携しながら、利用者がビルに来た目的を実現するための施策や仕組みづくりに、竣工後も継続して取り組んでいます。

1F イノベーションスペース

1F イノベーションスペース

人と人、人と街が「出会う」きっかけの場所

2F コワキーングスペース

2F コワキーングスペース

あらゆる願いに寄り添い、
人と人を結びつづける「結節点」

3F ワーカーズラウンジ

3F ワーカーズラウンジ

想いがコトに進化する共創活動の「集積地」

交流と共創というキーワードをもとに「学、食、IT、芸術」などの観点から教えていただけますか。

星加:さまざまな取り組みを進めてきました。
具体的には、「学」については、学生を主役としたピッチイベントや発表会、新たな知見を獲得できるアイデアコンテストや壁打ち、参加者同士がつながる交流会などステークホルダーと連携したさまざまな施策を進めています。「食」については、元々仙台朝市で営業していた店舗が当ビル1階に移転して、カフェ営業を行っています。地域の近隣の方々と共にエリアを作っていくという思いで、全国チェーン店ではなく地元の店舗にお声がけをしました。ランチ時間にはキッチンカーを誘致するなど、「食」からも利用者の働く環境をサポートしています。
「IT」に関しては、当社がNTTグループであることから、2022年に当社の次世代型先進オフィスビル一号物件として竣工したアーバンネット名古屋ネクスタビルなどを参考に、利用者目線を意識したIoTやITを積極的に導入しています。環境負荷低減と快適な執務空間を生み出すAI空調制御やビル専用アプリ「tocoto」の導入、サイネージによる情報発信、トイレに設置されたセンサーによる体調不良者の早期発見など、利用者の利便性や安全性に寄与しています。
「芸術」については、多くのステークホルダーや街づくり団体、イベント団体に必要とされるビルをめざしています。実際、仙台市で長年開催されている定禅寺ストリートジャズフェスティバル事務局からの依頼で、音楽イベントのステージとして会場提供するなど、エリアの賑わい創出に寄与しています。

先進をみんなで学ぶ

1F イノベーションスペース

知識やアイデアを共有するIT勉強会を実施
(NECソリューションイノベータと、
NTTアーバンソリューションズが主催)

地域食材をおいしく食べる

2F コワキーングスペース

1階にある、仙台朝市などから
新鮮な食材を仕入れ、おいしい
食事を提供しているカフェ「PICKS」

ICTで地域を変える

ICTで地域を変える

最新のICTを体験できる地域共創拠点
「スマートイノベーションラボ仙台」

芸術を盛り上げる

芸術を盛り上げる

1階イノベーションスペースでの
イベント風景

完成してみて、仙台市はどのように受け止めていますか。

小野寺:星加さんが話したことはまさに仙台市の強みであり、そうした点を最大限生かしながら選んでもらえる、投資してもらえる都市にしていく必要があると考えています。

完成してみて、仙台市はどのように受け止めていますか。

佐上:計画が始まった時、どのようなまちを作っていくのかについて、NTT都市開発の担当者の方々とよく話しました。その中で、次につながる開発という視点が常にありました。特にこの低層部にある杜の都らしい緑の形成にも非常に力を入れて考えてくださり、単なる床の整備ではなく、それを表現することに注力いただきました。そうした取り組みが、次の開発につながる先駆者としての役割を果たしていくと思っています。

完成してみて、仙台市はどのように受け止めていますか。

低層部には杜の都らしく、本物の草木を植栽しているのもこだわり

02 地元に愛される仙台朝市と連携した回遊性を生む取り組み

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

YUI NOSでは、どのような交流が行われていますか。特に賑わいという視点からお答えください。

星加:オフィスで働くワーカーだけでなく、研究者、学生、カフェの利用者や地域住民など多様な属性の方々がこのビルに出入りし、交流する様子を日々実感しています。

その中で、定期的にイベントを行っている仙台朝市の方々との関係、開催までの経緯をお聞かせください。

星加:仙台朝市さん、NTT東日本さん、運営会社、当社によるフォトコンテスト「仙台朝市銀座UNフォトコン」を毎年共同で開催しています。元々仙台朝市さんが主体となり実施していたフォトコンテストに参加する形で連携が始まりました。徐々に投稿数も増え、今年実施したコンテストでは、昨年の1.5倍ほどの投稿がありました。反響もかなり大きく、毎年の開催を楽しみにしてくださる地域住民からの声なども届いています。
今年度はそのスピンオフ企画として、ビルガイドツアーも開催しました。開催日限定で入場可能なビル内施設を撮影できる特別な機会でもあり、カメラマンや写真愛好家の方にご参加いただけました。フォトコンテストだけでなく、さまざまな形で仙台朝市さんと一緒にエリアを盛り上げる取り組みを進めています。

フォトコンテスト「仙台朝市銀座UNフォトコン」2025 入賞作品のご紹介(一部)

アーバンネット仙台中央ビル賞

アーバンネット仙台中央ビル賞

実行委員会特別賞

実行委員会特別賞

はじめに、どのようなお声がけをいただきましたか。

佐藤誠:2021年頃、アーバンネット仙台中央ビルの建設前から相談がありました。ビル建設にあたって、NTT都市開発さんから周辺の商店街である仙台銀座や仙台朝市に対して一緒に何かを行っていきたいという話から関係が始まりました。
昔からこの場所にはNTT東日本さんの建物があり、私が子どもの頃は電報局と呼ばれていて、地下の食堂に両親が食品を納品していたという個人的なつながりもありました。立派なビルにさまざまな施設が入るということで、期待しながら、話し合いを重ねていきました。

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

仙台朝市の課題は以前からありましたか。

佐藤誠:元々の課題としては、お客さまの高齢化がありました。これはどこの商店街でも共通の課題だと思います。
また、周辺に駐車場がないため、今の時代に適していないという意見もありました。ただ、仙台朝市の人たちには、売れなかったら天気のせい、売れたら自分の仕入れがうまかったからという気質があります。アーケードのない商店街のため、雨が降ったら早めに店じまいをしますし、営業時間や開店時間も各店舗によって異なります。

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

実際、アーバンネット仙台中央ビルができたことで、どのような効果が見られましたか。

佐藤誠:仙台朝市は市民の台所と言われていますが、実際には飲食店への納品も多く、業務用の大ロット販売が中心でした。しかし、NTT東日本さんと大学生を交えた話し合いの中で「大袋ではなく1個でよい」という声があり、小売りへの対応が必要と気づきました。
実際、売る側としては不安もありました。これまで5個単位だったものを1個ずつ販売するということは、これまでと同じ売り上げにするのに多くのお客さまが購入する必要があるからです。ただ、海鮮系のお店では比較的早く魚の一本売りなどに対応しており、八百屋も徐々に小分け販売を始めています。
また、ビルに入居している方から意見を聞き、忙しい仕事の合間につまめるようなさつま揚げや味付け玉こんにゃくを小分けにして販売するなど、新しい試みも始めました。朝8時頃にアーバンネット仙台中央ビルに勤務していると思われるスーツ姿の方が買い物をする姿を見ると、地域の変化を実感します。

客層などの変化は見られましたか。

佐藤誠:新しい客層が確実に増えています。仙台朝市だけでフォトコンテストを実施していた頃は、料理好きの方が素材を撮影する程度でしたが、NTT都市開発さんなどと一緒に実施するようになってからは、料理好きとはまた違った層の方が写真を撮りに来るようになりました。状況が年々変化しており、去年はモデルを連れてきて撮影する方、ストリートスナップを撮影する方なども訪れるように。皆さんとの連携によって新しい客層を引き込むことができ、仙台朝市だけではできなかったことが実現しています。

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

03 地域の事業者の共創拠点との連携でソフト面での充実を図る

ハード、ソフト両面にこだわった未来の仙台を作る拠点

スマートイノベーションラボ仙台設立の経緯について教えてください。

佐藤裕子:元々この場所はNTT東日本の所有地で当時の建物が老朽化したため、当社よりNTT都市開発さんに再開発の依頼をしました。
また、仙台市さん、NTTアーバンソリューションズさん、当社とで2020年に都心部活性化に関する連携協定を締結しましたが、同じタイミングで地域共創を推進する拠点として「スマートイノベーションラボ仙台」を開設しました。当時はこのビルが建設される前だったことから、仙台市内の別の拠点で一度オープンし、ビルの開業に合わせて移転しました。
スマートイノベーションラボ仙台では、地域共創によるビジネス創出、スタートアップ支援、人材育成機能を担っています。

スマートイノベーションラボ仙台設立の経緯について教えてください。

スマートイノベーションラボ仙台について、どのような取り組みが行われてきましたか。事例などがありましたら教えてください。

佐藤裕子:具体的な事例として、仙台朝市さんと宮城学院女子大学さんと共に商店街活性化に取り組みました。仙台朝市通りにビーコンというセンサーを設置し、通行人の年代・性別や滞在時間のデータ収集をしました。そのデータを大学のゼミ生と共に分析したところ、若者は仙台朝市を通っているのに店舗には立ち寄らないという状況が明確になりました。
そこで学生たちが、訪れた人の滞在時間を延ばすことを目的としたシールラリーや市場が休みで来客が少ない水曜日の「水曜もったいない市」を考案‧実施しました。「水曜もったいない市」は食品ロスを減らすというSDGsの観点でも店舗側の思いと一致した取り組みでした。NTTグループでは施策の前後でビーコンによるデータ取得を行い、人流や滞在時間の変化などを検証しました。
ワークショップでは、学生から「朝市のことをよく知らなかった」「若い人が買い物に来るイメージが無かった」といった率直な意見が出ました。仙台朝市の方々は学生の意見を、若者世代の意見としてポジティブに受け止めてくださいました。

宮城学院女子大学と共に取り組んだワークショップの様子。ここから「水曜もったいない市」が誕生。

宮城学院女子大学と共に取り組んだワークショップの様子
ここから「水曜もったいない市」が誕生

また、ビジネス創出に向けては東北大学発のスタートアップ「ストーリーライン株式会社」さんとの共創事例もあります。この会社は、東北大学の技術を使って美味しいデカフェコーヒー(カフェインを除去したコーヒー)を製造しており、体調や気分によってカフェイン量を調整することを推奨しています。
共創にあたり、まずはストーリーラインさんの課題解決から始めました。当社社員と宮城県職員、合わせて約120名に2週間、2週目はカフェイン量を減らした状態で1日4杯のコーヒーを飲み続けてもらい、睡眠や体調の変化をアンケート形式で調査し、結果を公表しました。調査をして終わりではなく、ストーリーラインさんが事業成長していく際に、一緒に収益を生むビジネスを作っていきたいと考え、現在も協業の方法を検討しています。

東北大学発スタートアップ「ストーリーライン株式会社」と共創し、新たなコーヒーとの付き合い方を研究するプロジェクトを発足。

東北大学発スタートアップ「ストーリーライン株式会社」と共創し、
新たなコーヒーとの付き合い方を研究するプロジェクトを発足

ほかにも、仙台市主催のビジネスアイデアワークショップやINNOVATOR'S MEETUPをスマートイノベーションラボ仙台で開催しています。仙台市さん 、YUI NOSの運営者であるATOMicaさんとは日々情報交換をしており、お客さまの紹介や見学案内などでも密接に連携しています。

スマートイノベーションラボ仙台で今後どのような取り組みをお考えですか。

佐藤裕子:地域共創拠点として位置づけており、イベントや意見交換を通じてつながった方々と、協業するきっかけの場所にしたいと考えています。もう一つの柱として、地域の人材育成があります。大学生向けの事業構想プログラムなども実施しており、仙台市・東北で活躍する人材を育てていきたいと考えています。

星加:スマートイノベーションラボ仙台だからこそ実現できることが多くあると感じています。学生への伴走支援など、このビルがめざす「未来の仙台をつくる」という目標に対して、価値を具現化できる重要なパートナーであり、必要な場所です。
行政ともさまざまな連携をしており、イベントへの参加を通じて新たな共創が生まれていると聞いています。ビルとしてさまざまな共創を補完し合えることは、非常に重要だと考えています。

スマートイノベーションラボ仙台で今後どのような取り組みをお考えですか。

04 共創しながら成長する都市づくりを加速させていく

共創しながら成長する都市づくりを加速させていく

仙台朝市とのフォトコンテスト、「縁日 ENNICHI」(スタートアップと直接触れ合うイベント)、写真展、生演奏など、さまざまな取り組みを実施しています。今後は、どのような交流、賑わいを予定していますか。

星加:多様な属性の方々がこのエリアに足を運んでいただけるよう、新たな人流を生み出していきます。その人の流れが仙台朝市・仙台銀座や地域全体へと広がることで、まちの活性化に貢献できるからです。そのために、街づくりに関わるステークホルダーの皆さんと積極的に連携し、このエリアだけにとどまらず、まち全体の回遊性まで見据えた取り組みを進めていけたらと思っています。

NTT都市開発として、アーバンネット仙台中央ビルおよびYUI NOSにおいて、地域やコミュニティの拠点として、どのような未来を創造していますか。

星加:まずは、このエリア全体のプレゼンスを上げていきたいと考えています。仙台市には青葉通り、広瀬通り、定禅寺通りという東西のメインストリートがありますが、現状では青葉通りより北側の賑わいが中心です。それを南北に広げていき、仙台朝市や仙台銀座といった魅力的な場所がある新たな賑わいの拠点として、このビルが必要とされる場所になることをめざしています。
全国的に見ると、札仙広福(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)が地方の中枢都市として注目されており、それぞれに特色があります。仙台市には緑や防災といった強みがあるため、そうした地域性を生かして、他都市に負けないまちにするための拠点や、必要とされる場所になりたいと考えています。

共創しながら成長する都市づくりとして、アーバンネット仙台中央ビルおよびYUI NOSに期待することはありますか。

佐上:計画段階で描いていた一つ一つが丁寧に実現され、今も進んでいると思います。今後未来に向かっても、そうした取り組みが進んでいけば、より良い場所になっていくと考えています。

小野寺:アーバンネット仙台中央ビルは、「せんだい都心再構築プロジェクト」のリーディングプロジェクト第一号として始まりました。今後は都心全体で、このYUI NOSのような機能を享受し、「仙台市は良いところだ」「勉強もできるし、仕事もできる」と思っていただけるようなまちにしていきたいと思います。
人口が増えない中で、どのように人を呼び込み、賑わいづくりをするかが非常に重要です。私の課でできることには限りがあるかもしれませんが、アーバンネット仙台中央ビルと協力しながら、都心全体の魅力向上につなげていきたいと考えています。
仙台市では多様性をとても大事にしています。私たちは主にハード整備を担当していますが、まちを訪れた時の「ワクワク感」が大切だと思っています。年配の方も若い方も、仙台市に来れば「何かワクワクする」「何かおもしろいことができる」という、そうしたまちになると良いと思います。投資を呼び込むことも重要ですが、こうした誰もがワクワクする街づくりをこれからも皆さんとともに進めていきたいと思います。

共創しながら成長する都市づくりを加速させていく

NTTアーバンソリューションズグループでは、地域課題解決に向けたさまざまな取り組みを行っています。
「あなたと、まちと、みらいをつなぐ。」
NTTグループがもつICT、不動産、エネルギー、環境技術などのリソースを最大限に活用することにより、地域の皆様の個性豊かで活力
ある街づくりをサポートしてまいります。
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