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生物多様性

生物多様性方針

方針

当グループは、2022年3月に環境負荷低減目標および環境スローガン「Green Future with US」を定め、環境に優しい街づくりに取り組んできました。
当グループの事業である、不動産の開発・運営、各種コンサルティングなどにおける生物多様性の保全と回復の重要性をふまえ、「NTTアーバンソリューションズグループ 生物多様性方針」を2025年10月に策定し、今回定める方針に基づき、当グループは今後さらに生物多様性に配慮した取り組みを推進してまいります。

「NTTアーバンソリューションズグループ 生物多様性方針」

NTTアーバンソリューションズグループは、環境負荷低減の取り組みスローガンとして掲げる「Green Future with US」 において、「人と自然が寄り添う未来」の実現をめざしており生物多様性の保全と回復は重要な経営課題と認識しています。
NTTアーバンソリューションズグループの事業活動に伴う土地利用や資源利用により、生物多様性の毀損に繋がる可能性を把握し、それらの影響を回避、低減、回復していくために取り組んでまいります。

【NTTアーバンソリューションズグループの取り組み】

  • NTTアーバンソリューションズグループは、自社の事業活動に先立ち、生物多様性に影響を与える地域の生態系の把握に努め、都市緑化の取り組みや生態系の保全と育成などを通じて、生物多様性への配慮と利用者の快適性を両⽴させた事業活動を推進します。
  • NTTアーバンソリューションズグループは、自社の事業活動を通じて、積極的に緑化に取り組むとともに、地域にあった植生の育みに努めます。
  • NTTアーバンソリューションズグループは、生物多様性に影響を与える地域において、必要に応じて追跡調査(モニタリング)を実施し、当該地域での生態系の保全・回復に努めます。
  • NTTアーバンソリューションズグループは、お客さま、地域社会、行政機関およびパートナー企業の皆さまや当グループ社員との生物多様性に関するコミュニケーションの強化に努めます。また、社員を対象とした生物多様性に関する教育の機会を設け、リテラシー向上に取り組みます。

生物多様性に関するイニシアチブへの参加

30by30アライアンス

当社は、環境省が事務局を務める「生物多様性のための30by30アライアンス」に参加しました。
「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」は、2030年までに生物多様性の損失を止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。「生物多様性のための30by30 アライアンス」は、その目標の達成に向けて、今後、日本として、現状の保護地域を拡充するとともに、民間などによって保全されてきたエリアをOECMとして認定する取り組みを促進するため、環境省、有志の企業・自治体・団体により創設されたものです。

  • 企業有林や里地里山 など、保護地域以外の 生物多様性保全に貢献している地域
30by30アライアンス

経団連生物多様性宣言イニシアチブ

NTT都市開発は、「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」(以下、「本イニシアチブ」)に参加しました。
本イニシアチブは、一般社団法人 日本経済団体連合会および経団連自然保護協議会が策定した「経団連生物多様性宣言・行動指針」の趣旨に賛同し、生物多様性の取り組みを推進する企業・団体が参加する枠組みです。

経団連生物多様性宣言イニシアチブ

生物多様性に配慮した事業活動

生態系の把握と保全・育成

ウエリスオリーブ成城学園前、ウエリス仙川調布の森

サービス付き高齢者向け住宅「ウエリスオリーブ成城学園前」および分譲住宅「ウエリス仙川調布の森」(東京都調布市)の一体開発では、希少な動植物の生息地における事前の自然環境調査や、樹木医による診断評価、既存樹の保存を積極的に行うなど、周辺の環境に配慮した開発を実施しました。
敷地内の「みんなの森」には、希少植物であるキンラン(開発当時、環境省レッドリストおよび東京都レッドリストにおいて絶滅危惧Ⅱ類に指定)やギンラン(開発当時、東京都レッドリストにおいて絶滅危惧Ⅱ類に指定)の群生地があり、開発後も一定期間モニタリング調査を行うなど、生態系の保全と育成に努めました。

敷地内の「みんなの森」
敷地内の「みんなの森」
キンラン
キンラン
ギンラン
ギンラン

都市緑化と地域の植生に合った育み

難波宮跡公園

「難波宮跡公園」(大阪府大阪市)では、大阪市初の都市公園法で定めるPark-PFI事業の一環として、国指定の史跡「難波宮跡附法円坂遺跡」の保存活用を行うとともに、公園の整備において、周辺の環境に近い植生となるよう、地域に合った植栽を行い育んでいくことで、敷地一体の緑化に取り組んでいます。
また、「難波宮跡(南部)」を含むエリア一体の維持管理を行っており、広大な緑地を活用した各種イベントも開催するなど、貴重な市民の憩いの場になっています。

敷地内の「みんなの森」
「難波宮跡公園」に広がる緑地
広大な緑地を活用したイベント
広大な緑地を活用したイベント
「難波宮跡」を訪れたアオサギ
「難波宮跡」を訪れたアオサギ

SEGES取得

SEGES(Social and Environmental Green Evaluation System)は、企業等によって創出された良好な緑地と日頃の活動、取り組みを評価し、社会・環境に貢献している、良好に維持されている緑地であると認定される「緑の認定」制度です。NTT都市開発は、以下の物件についてSEGES認定を取得しています。

パティーナ大阪
(法円坂北特定街区)

つくる緑(2024年認定取得)

大阪市中央区

パティーナ大阪(法円坂北特定街区)の写真 ©Forward Stroke inc. 
2025年2月竣工

品川シーズンテラス

都市のオアシス(2017年認定取得)

つくる緑(2014年認定取得)

東京都港区

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品川シーズンテラスの写真
2015年2月竣工

グランパーク

都市のオアシス(2013年認定取得)

東京都港区

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グランパークの写真 ©スタジオ村井
1996年10月竣工

大手町ファーストスクエア
ファーストスクエアガーデン

都市のオアシス(2018年認定取得)

東京都千代田区

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大手町ファーストスクエア ファーストスクエアガーデンの写真 ©ナカサアンドパートナーズ
1992年2月竣工

生態系保全と回復

品川シーズンテラス

「品川シーズンテラス」(東京都港区)は、広大な緑地に在来種を中心とした植栽を行い、ビオトープを設けるなど、生物の良好な生育環境を確保しています。2023年に行われた専門家による生態系調査では、植物・鳥類・昆虫類・水生生物など多岐にわたる生物の生息状況を調査し、豊かな生物の生育が観察されました(植物:189種・鳥類:31種・昆虫類:35種・水生生物:11種を確認)。なかには、東京都の定めるレッドリストにおいて、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているカワセミも確認されています。都内における貴重な緑地の確保を通じて、地域の生態系の保全と回復に努めています。

  • 鳥類、昆虫類については調査対象地に近接する芝浦中央公園を含みます

生物多様性に関するコミュニケーション

エコロじいの森

公益財団法人東京都農林水産振興財団が東京都とともに進める「企業の森」の趣旨に賛同・協定を締結し、東京都青梅市の1.9haの森林を「エコロじいの森」と命名して、森林整備活動を実施してきました。2017年には、当グループの社員や家族とともに約300本の苗木を植え、以降も、年に数回の森林整備・育成活動を継続して行っています。豊かな自然の中での経験と学びを通して、生物多様性に関するコミュニケーションの機会を創出するとともに、当グループの社員や家族のリテラシー向上に取り組んでいます。

「エコロじいの森」における下草刈り活動
「エコロじいの森」における下草刈り活動
樹木を手入れする様子
樹木を手入れする様子

環境ワークショップ

NTTファシリティーズは、2024年10月に山梨県北杜市の清里高原において、社員向け環境ワークショップを開催し、若手社員を中心とした19名が「脱炭素」と「生物多様性」をテーマに自然体験を通じた学びを深めました。これらの活動は、NTTファシリティーズのパーパス「ファシリティを輝かせ、安心とときめきに満ちたサステナブルな未来を共創する」にもつながる取り組みであり、今後の企業活動や環境へ配慮した事業の推進、社員教育に活かされていくことが期待されます。

間伐体験
間伐体験
生き物の視点で森を観察する様子
生き物の視点で森を観察する様子
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