SPECIAL MOVIEちいさな冒険 篇
NTTアーバンソリューションズが取り組む「光の街」づくりでは、どんな未来が待っているのでしょうか? そんな疑問にお答えすべく、私たちはスペシャルムービー「わが まち みらい ちいさな冒険篇」を公開しました。
このムービーは、2035年のある家族の日常を切り取ったもの。とあるアクシデントをきっかけとして始まった幼い兄妹の「冒険」は、IOWN®や光量子コンピューティング、AIコンステレーション®(※)や専門AIなどNTTグループの培うテクノロジーによって支えられています。街づくり×デジタルの取り組みの先にどんな景色が広がっているのか、ムービーに登場する4つのテクノロジーをご紹介していきます。
- 異なる専門分野をもつ複数のAIがお互いに意見を出し合い、より良い答えを導く仕組み
POINT-1.AIコンステレーション®
(専門AIとそのまとめ役)
2035年のわたしたちの暮らしは、一人ひとりの生活をサポートしてくれるAIが支えてくれているんだよね。
このAIは、いろいろなことに詳しいAIがたくさん集まったようなものなんだって。
NTTグループは、さまざまな領域に特化した「専門AI」が協調することで複雑な問題に多様な解を提示するテクノロジー「AIコンステレーション®」を開発しています。街づくりにおいては、天候など環境にまつわるデータや交通・人流データ、地域の文化や歴史の情報など、多種多様なデータを連携させることで新しい価値が生まれるはずです。
道路の状況や天気に合わせて道案内してくれたり、地震が起きたときは避難経路を教えてくれたりするんだよね。常にいろんな情報を組み合わせてAIが判断してくれるんだね。
NTTアーバンソリューションズは各領域のデータに基づいて学習を重ねてきた専門AIを連携させることで、平常時も非常時もAIが人々の暮らしを支えてくれるような環境をつくろうとしているんです。
知らない人に情報を使われたりしない?
もちろん心配ありません。このAIは街のさまざまな場所で活用されますが、一人ひとりのプライバシーはきちんと保護されますし、自分たちの情報が勝手に別のどこかで使われてしまうこともないんです。それぞれ異なる専門をもったたくさんのAIが連携するからこそ、一人ひとりが大切にしたい情報を守ることもできるんです。
じゃあ同じようなシーンでも、私とお母さんがやりとりするAIの意見が違うことがあるのかな?
そうですね。年齢や体調、行動の傾向が違えば、最適な提案も変わりますから。ただ、一つひとつのAIがバラバラに動いているわけではないんですよ。
どういうこと?
AIは一人ひとりの生活に最適化されるだけでなく、施設やエリアの中でほかの専門AIと協調しているんです。だから普段は一人ひとりの快適な生活をサポートしてくれますし、非常時は防災AIや交通AIの意思決定が重視されるなど、判断の重み付けが変わることで街に暮らす人全体の安全性が確保されるようになっているんです。
たしかに、一人ひとりのことだけ考えたら、地震が起きたときにパニックになっちゃうもんね。いろんなAIが常に切り替わりながらつながってくれるから、どんなときも快適なんだね。
POINT-2.IOWN®(Innovative Optical and Wireless Network)
2035年の私たちの暮らしは、NTTグループが開発するネットワーク基盤「IOWN® (Innovative Optical and Wireless Network)」によって支えられています。
IOWN®......? それっていったい何なの?
NTTグループが長年にわたって培ってきた「光」の技術をネットワークに活用することで、IOWN®は圧倒的な高速・大容量・低遅延の通信環境を実現してくれるんです。IOWN®によって、私たちはリアルタイムに世界中の人と遅延なくつながれるようになったんですよ。
遠くに住んでいるおばあちゃんと近くにいるみたいに話せるのもIOWN®のおかげってこと?
そうなんです。おふたりはまるで直接対面で会っているかのようにホログラムのおばあちゃんと話していますよね? IOWN®は8K映像など膨大な量のデータもほぼ遅延なく処理できるので、自然に話せるようになっているんです。
ほかにはどんなところで使われているの?
IOWN®は、この街全体を支えてくれるものでもあるんですよ。自動運転のように車同士が周囲の状況に合わせてリアルタイムに動くようなシーンでもIOWN®のネットワークは役立ちますし、オフィスや商業施設の中でもリアルタイムのデータ処理が一人ひとりの行動に合わせたより快適な体験を生み出します。スポーツの試合やライブコンサートでも、IOWN®があれば世界中とリアルタイムのコラボレーションが可能です。
IOWN®って、すごいんだね。
地震や台風といった自然災害が発生した際も、IOWN®が力を発揮します。家から道路、駅、避難所、病院に至るまで、街の中のさまざまな施設や信号のような設備をリアルタイムに連携させられるので、迅速な情報共有と災害対応が可能になるんですよ。
IOWN®って頼りになるね。
IOWN®はコミュニケーションだけでなくこれからの街を支えてくれるインフラでもあるんです。
POINT-3.光量子コンピュータ
ぼくらの街では「光量子コンピュータ」が使われているってこの前お母さんから聞いたんだけど、どういうことなの?
NTTグループが開発を行う光技術を基盤とした光量子コンピュータですね。量子技術を活用する量子コンピュータは、従来のコンピュータでは対応が難しかった問題を解決できる存在として、次世代の産業革命を引き起こすんじゃないかと言われていました。
なんだかすごそうだけど、いまいちよくわからないかも......そんなコンピュータが私たちの暮らしとつながってるの?
量子コンピュータは、「たくさんの選択肢のなかから最適な組み合わせを見つけること」が得意だと言われます。たとえば、荷物をいくつもの場所に届けるとき、どの順番で回るのがいちばん早くてムダがないかを考えますよね。道が混んでしまうのも、たくさんの車が同時に動くことが原因です。こうした難しい問題でも、量子コンピュータはいちばんよいルートをすばやく導き出してくれるんです。
ぼくらが渋滞や混雑をほとんど気にせずに暮らせているのは、量子コンピュータのおかげなんだね。
そういえば、お母さんは量子コンピュータがあるから、災害が起きそうなのもわかるんだって言ってたよ。
そうですね。量子コンピュータは自然現象のシミュレーションも行えると言われています。これまで自然現象は非常に複雑なものなのでコンピュータで解明できないと思われていましたが、量子コンピュータの登場によって自然災害の予測や気候変動への対応にも応用が期待されています。
身の回りのいろんな出来事が起きる前に予測できるってすごいね。
そうですね。しかも、災害の予測だけでなく、災害が起きたときに最適な避難経路を導き出すこともできます。平常時はどうしたら街から混雑や渋滞を減らせるか、効率的にエネルギーを使えるか、さまざまな人々の意見をどうやって調和させられるか考えることで、より快適な暮らしを実現してくれるはずです。それだけでなく、たとえ災害が起きてしまったときも、避難経路を整えたり、被害を予測することで未然に防いだりと、リスクを最小限に留めてくれます。どんなときであっても街で暮らす人々を守ってくれる存在なんです。
街全体でわたしたちを守ってくれているみたいだね。
さらに、NTTグループが開発する光量子コンピュータは、ほかの量子コンピュータと比べて省スペース・高速・省電力などさまざまなメリットがあるんです。
そうなの?
光量子コンピュータは、極端な低温や真空状態を必要とする他の量子コンピュータとは異なり、日常的な環境で動くことが特徴です。NTTアーバンソリューションズは、こうした光量子コンピュータの力を街づくりに活かそうとしているんです。
ぼくたちの街は「光」に包まれているってことだね。
POINT-4.ロボティクス
いまは街のいろんなところでロボットがぼくたちをサポートしてくれてるよね。
荷物を届けてくれたり、レストランやスーパーでもロボットが助けてくれたり......。
ラストワンマイルの配送を支えてくれるロボットもいれば、ドローンによる荷物の配達もありますね。私のように人型のヒューマノイドも実用化への期待が高まっています。NTTアーバンソリューションズは以前からこうしたロボット技術の導入についても実証実験を行っていて、特に配送ロボットについてはオフィスビル内での活用に取り組んでいるんですよ。
そういう実験が行われてきたおかげで、ぼくたちの暮らしが便利になったんだね。
そうですね。病院や介護施設など医療・福祉の現場でも活用は進んでいますし、工場のような製造の現場、あるいは施設の見守り・点検のようなセキュリティの領域でもロボットの活用は進んでいます。今後もよりロボットと人間がナチュラルにコミュニケーションし協調していけるようになることでしょう。
地震みたいな災害が起きてもロボットは大丈夫なのかな?
災害のような非常時は、ロボットの役割が切り替わります。平常時は配送や案内、清掃といったサポートが中心ですが、災害時は同じロボットが人の入れない場所の確認や物資の分散搬送、避難所の設営補助など街のインフラとして機能するようになるんです。
ロボットは、ぼくたちの日常も大変な時も支えてくれるんだね。