街づくりDTC®の
実証実験を連鎖し全体最適化
高田:街づくりDTC®によってそれぞれ行われてきた実証実験を連鎖させ、個人にとっても嬉しいことかどうか、全体としても最適化が図られているか、新しい価値を創出しているか。これらを確かめるというのが狙いです。
例えば、フードロス削減に向けた取り組みの中で、来店者が少なくフードロスが実際に起こってしまうという時、そのお店が好きなお客様に優先的に"今なら空いていますよ"というレコメンドを出すことによって、お店もお客様も両方嬉しいという状況を生み出す。あるいはロボットデリバリーとの連鎖では、予測に反してフードロスが発生しそうな時、普段からよくデリバリーをご利用されるお客様に"今ならクーポン付きで安くご提供できます"と情報提供することで、比較的ロボット稼働が空いている時間帯に飲食物をレコメンドして届けること等により、フードロスの削減と個人にとっても嬉しいということを実現する。
今回の連鎖の実証実験では、単独のソリューションとしても価値があるのはもちろんのことですが、それら単独のソリューションを複数連鎖させます。そうすることによって、単独のソリューションで利便性や効率性などの恩恵を享受できるそれぞれの人たち、加えて、そのエリア全体が同時に嬉しく、かつ全体最適を実現することができるのかどうかを確かめたいというのが目的になります。
街づくりDTC®は、NTT研究所やNTTグループ各社と連携しながら進めていますが、その第一弾の集大成がアーバンネット名古屋ネクスタビルでの連鎖実現をめざした実証実験だと考えております。